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建築士は、お医者さんや弁護士と同じように先生と呼ばれることが多く、僕の場合は若先生なんて呼ばれることもあります。
というのも私の職場環境は所長とスタッフがもう一人、合計3人の住宅専門の建築設計事務所なんですが、所長というのは私の父親でもう一人のスタッフは兄なんです。
建築士親子三人でこじんまりと活動しているのです。
なので、親父が大先生で私と兄は若先生となる訳です。
20代の頃は、建築士のことを先生と呼ばれるのが嫌でした。
施主の方だけでなく事務所にくる各建材メーカーの営業さんも、先生、先生と呼ぶわけでが、学校出たての建築業界の右も左も分からない僕が建築士の資格を持っているだけで、先生と呼ばれることがとても嫌でした。
今は年齢も30代前半になり、一通りの家づくりの経験もし、資格も二級建築士から一級建築士になったのでったので気になることも少なくなりましたけど。
建築設計事務所はちょっと敷居が高いイメージあるかもしれません。
しかし、家を建てるのはあなたです。建築士が建てるのではありません。
建築士は何ヶ月もあなたの家づくりをサポートしますが、1日たりともそこで生活はしないのです。
建築士にお任せしているという立場では決していい家は出来ません。
また我々も建築士も設計をさせていただくという姿勢ではダメだと思っています。
建築士と施主に上下関係は存在しません。
このページをご覧になられた方は建築士のことを先生と呼ぶのはやめましょう!
建築士を先生と呼んでいるうちは、お任せしているという立場から脱却しきれていません!
▼新しい資格
耐震データ偽造事件を受け、国土交通省は現在の1級建築士を対象に新たな資格を設けるようです。
構造専門の「構造設計一級建築士」と設備専門の「設備設計一級建築士」という名前になるみたいです。
耐震偽装事件直後には「新1級建築士」という新たな資格を設け、
構造設計などの知識を問う試験に合格しなければ
「準1級」や、「2級」に降格させるという案もありましたが、
そこまではしないみたいですね。
構造や設備担当の方はやはりこの新しい資格を持たないと仕事に差し支えるでしょうね。
私は意匠設計担当なので新たに試験を受ける必要はないですが、
今後、定期的に講習の受講などが義務づけられる予定です。
(意匠とはデザインのことです。間取りを考えたり、内装を考えたりする仕事です。)
住宅規模の設計は2級建築士でもできますが、この仕事をする上ではやっぱり1級が必要です。
とりあえず二級建築士に降格なんてことはなくなり、ほっとしましたが、1級建築士の名に恥じないよう、そして先生と呼ばれても恥ずかしくないよう常に勉強し、安心してそして楽しんでもらえる家づくりをサポートできるよう日々努力したいと思います。 |