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ハウスメーカーは住宅系の建築設計事務所にとっては一番のライバルです。
といっても着工数を比べるとハウスメーカーの圧勝ですが。
近年のハウスメーカーは社外の建築家やデザイナーとコラボレーションしたデザイン住宅を展開したり、独自の耐震構造や仕上材なんかもあって、住宅系の建築設計事務所にとっては困ったもんです。
CMもバンバンやってるし、会社の規模も全然ちがうし、やっぱりハウスメーカーは安心するんでしょう。
建築設計事務所勤務の私は今までハウスメーカーの家づくりなんてダメ!とライバル心むきだしでしたが、
インターネットで公開されているいろんな方のマイホーム建築記をみているうちに最近はハウスメーカーもなかなかのもんやなと考えを改めさせられました。
中にはトラブルでハウスメーカーを非難しているホームページもありますが、だいたいは楽しんで家づくりをしている雰囲気が伝わってきます。
ある建築雑誌の調査では、建築設計事務所が設計し工事完了まで監理をしている家は、全国で1年間に新築される住宅の内、約1%という結果でした。
1割ではなくたった1%です。
最近はテレビや雑誌のおかげでもうちょっとは増えていると期待しますが、それでもハウスメーカーと比べるとほんの一握りなんです。
それだけ多くの方がハウスメーカーと家づくりをされているので、
このページではハウスメーカーで家を建てる時の注意点を二つほどあげておきます。
まず一点目はハウスメーカーについてよく言われることですが、モデルルームの仕様についてです。
モデルルームはオプションもいろいろ装備してあり、家具や備品もオシャレなものが展示してます。
また、郊外型住宅を想定したものが多いので、敷地も広く、都市ではなかなか確保出来ない庭も大きく取っているので、
実際に自分の敷地に家を建てたらイメージが違ったなんてことを耳にします。
最近は市街地で実際に建てたお客さんの家を見学出来る会社もあるみたいですが。
2点目は金額について。
ハウスメーカーはテレビCMや新聞広告、モデルルームの維持費、そして何千人、何万人といる社員の給料など莫大な金額の経費がかかっています。
もちろんその経費はハウスメーカーで家を建てた家族が少しずつ負担することになるのです。
建設費のうち最低30%はハウスメーカーの利益や経費です。
残りの70%が家の材料費や下請けで実際に家を建てる工務店の利益と経費です。
ハウスメーカーの家はハウスメーカーが建てていると思っていませんか?
実際に家を建てるのは、ハウスメーカーと契約している地元の工務店です。
専属の所もありますが、ハウスメーカー以外の仕事もしている普通の工務店です。
ハウスメーカーに利益を取られ、下請けの工務店にも利益を取られるので二重に支払うことになります。
以上の2点を理解して納得してからハウスメーカーに依頼しないとマイホーム建築記を公開されてるような楽しい家づくりができませんよ。
最初から理解して頼むのと、あとで分かるのとでは気持ちが全然ちがいますから。
決してハウスメーカーでの家づくりが悪いというわけではありませんので。
大手だからこその安心感や技術、住環境に対する研究などハウスメーカーでしかできない家づくりもあると思います。

リンク集でもマイホーム建築記として多くのかたがハウスメーカーの家づくりを紹介されていますので、是非のぞいてみて下さい。 |